超音波検査について

  • ・乳がんは、早期(小さな乳がん)発見、早期治療によって治る病気です。
  • ・小さな乳がんを発見すれば、生命も乳房も守れます。
  • ・超音波検査は、乳がん早期発見のための検査です。
  • ・マンモグラフィと異なり、痛みも放射線被ばくもありません。
  • ・マンモグラフィはいわゆる「デンスブレスト※」の検診受診者から1.0cm 以下の乳がんが見つかることは多くありません。
  • ・超音波検査では、マンモグラフィで容易に指摘できる微細石灰化を指摘することが困難なことがあります。
  • ・乳がん検診(早期発見、小さな乳がんを見つける)には、マンモグラフィだけではなく超音波検査も併用したほうが良いとの、日本人女性12万人から得られたデータがあります。

結果について

  • ・検査結果には、「異常なし」「経過観察」「要精密検査」の3通りがあります。
  • ・「経過観察」は、現段階では良性と判断するが、定期的に見ておいたほうが良いとの意味です。医師の指示にしたがって次回の受診をしてください。
  • ・「要精密検査」は、もう少し検査を進めておいたほうが良いとの意味です。ただし、検査を進めた結果良性であることがほとんどです。
  • ・たとえ悪性(がん)であっても、超音波検査で見つかった乳がんが生命にかかわることはまずありません。
マンモグラフィについて